ユネスコ無形文化遺産登録10周年記念事業

平成26年11月27日、細川紙(ほそかわし)・石州半紙(せきしゅうばんし)・本美濃紙(ほんみのし)が「和紙:日本の手漉和紙技術」としてユネスコ無形文化遺産に登録されてから10年。
多くの人に広く周知・啓発するとともに、細川紙・石州半紙・本美濃紙の関係者が、ユネスコ無形文化遺産の永年の伝承に取り組む誓いの機会として、ユネスコ無形文化遺産登録10周年記念の紙すき実演を世界遺産・元離宮二条城にて行いました。

文化庁、無形文化遺産に登録された3つの地域(埼玉県小川町・東秩父村、島根県浜田市、岐阜県美濃市)の代表者を来賓に迎え、細川紙・石州半紙・本美濃紙の関係者らが「今後も努力し尊敬し合い、記念事業をきっかけに遺産の永遠の伝承に尽力する」と誓いの言葉を述べました。

細川紙、本美濃紙、石州半紙の漉き舟を並べ、3紙(さんかみ)の各職人による紙漉き実演は、またと無い景色でご来場いただいたみなさまに大変好評でした。

細川紙、本美濃紙、石州半紙の製品やユネスコ無形文化遺産認定書(レプリカ)の展示

ワークショップでは、国内外のみなさまに和紙の特性を楽しみながら制作していただきました。細川紙は水切りの技法でクリスマスやお正月にちなんだ、季節のカード作りを実施しました。


【メインイベント】
期間 2024年12月1日(日)
場所 元離宮二条城 二の丸御殿 台所
内容 第1部  記念式典
   第2部  記念講演
   特別企画 細川紙・石州半紙・本美濃紙の職人による紙漉き実演

【啓発イベント】
期間 2024年11月26日(火)- 12月1日(日)
場所 二条城レクチャールーム
内容 展示
    全国の手漉き和紙産地紹介
    ユネスコ無形文化遺産紹介など
   ワークショップ
    本美濃紙:しおり作り 11月26日(火)・27日(水)
    細川紙:水切り工芸体験 11月28日(水)・29日(木)
    石州半紙:コースター作り 11月30日(金)・12月1日(日)
 
主催 ユネスコ無形文化遺産登録10周年記念事業実行委員会
後援 島根県・岐阜県・埼玉県・島根県教育委員会
   岐阜県教育委員会・埼玉県教育委員会・浜田市・美濃市
   小川町・東秩父村・京都市・浜田市教育委員会
   美濃市教育委員会・小川町教育委員会・東秩父村教育委員会

イベントの詳細について詳しくは下記PDFからご覧いただけます。
ユネスコ無形文化遺産 登録十周年記念 紙すき実演 in二条城(PDF)

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