本年度事業計画に基づき、産地視察を行いました。
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日 程:2023年2月5日(日)-6日(月)
視察先:いの町紙の博物館/土佐和紙工芸村(5日)
有限会社市川商店/高知県手すき和紙協同組合/高知県立紙産業技術センター(6日)
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先人の方々から引き続きお世話になっている土佐楮購入先、有限会社市川商店代表の市川昭彦さんに土佐楮生産者さんやへぐり加工者さんの現状についてのお話しを伺い、土佐楮生産者さんの畑へご案内いただきました。
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市川商店さんの作業場では、六分へぐり(撫皮)検品作業の最中でした。作業を見学させていただいた後、てんぐ(白皮)加工の本引きして川でさらす工程についてもご説明いただきました。
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土佐和紙工芸村和紙体験実習館では、土佐和紙後継者育成事業の現状をお聞きしました。体験実習室の奥では、尾﨑靖製紙所 尾﨑伸安さんのご子息が紙漉き中でしたが見学をご快諾いただき、尾﨑伸安さんが土佐和紙・典具帖紙についてお話ししてくださいました。
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各視察先では、大変貴重なお話をお聞かせいただきました。
いの町紙の博物館館長 平尾里枝美さん、土佐和紙工芸村和紙体験実習館 中岡孝幸さん、高知県手すき和紙協同組合事務局長 大原幸さん、高知県立紙産業技術センター所長 刈谷学さん、企画調整室技術次長兼企画調整室室長 田村愛理さん、この場を借りて御礼申し上げます。