本年度の刈取り・かしき(楮の蒸し剥ぎ)
4日間に渡る一連の楮作業を行いました。
細川紙技術者協会で管理している楮畑(埼玉県比企郡小川町・笠原地区)。1本1本刈り取っていきます。
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治具を使用し、3尺(約90cm)に切り揃えます。
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太さ別に仕分けし縄で束ねていきます。
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水槽の水に浸け水あげをし、楮の乾燥を防ぎます。
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釜で約3時間蒸して樹皮を柔らかくします。
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蒸し上がり。釜の覆いを外した直後に水をかけて樹皮と芯を分離させます(びっくり水をかける)。
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蒸し上がった楮は温かいうちに樹皮を剥ぎます。本びき(白皮作業)にするものは黒皮を残し、撫皮(甘皮作業)にするものは黒皮を落とす。それぞれ剥ぎ方を変えています。
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ピンチに挟み真っ直ぐな状態で2〜3日間ほど乾燥させます。乾燥後は、次年度(2022年4月)以降に細川紙技術者協会の研修員が原料の工程を経て漉き、紙にしていきます。
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